「全部当てはまってる…」痩せない原因は意外な食習慣かも?今すぐ見直したい5つのNG行動
- 堀川 奨
- 5月28日
- 読了時間: 4分
「カロリー気にしてるのに、なかなか痩せない…」
「甘いものも控えてるのに、体重が減らない…」
もしかすると、無意識の食習慣がダイエットを邪魔しているのかもしれません🧐
今回は、痩せられない人にありがちな5つのNG習慣をパーソナルトレーナーの視点でわかりやすく解説!
今日から改善できるヒントがきっと見つかります。
1. 菓子パンやスイーツを「食事代わり」にする🙅♂️
朝ごはんの代わりにチョコパン。ランチがわりにクッキーとカフェラテ。
つい手軽で済ませがちですが、これはダイエット的には超危険な組み合わせです。
菓子パンやお菓子は高GI(グリセミック・インデックス)食品が多く、血糖値を急上昇させやすいものばかり。
血糖値が上がると、「インスリン」というホルモンが大量に分泌され、余分な糖を脂肪として蓄える働きをします。
また、脂質のカロリーは糖質やたんぱく質の2倍以上(9kcal/g)。
糖質+脂質の“ダブル高カロリー食”を食事として続けると、脂肪が溜まりやすい体質に一直線です。
2. 寝る直前の食事は脂肪を溜めるゴールデンタイム🙅♂️
夜遅く食べると太りやすい、ってよく聞きますよね。それはBMAL1(ビーマルワン)というたんぱく質の影響があるからです。
BMAL1は体内時計と関係しており、夜に増える性質があります。
このBMAL1が多い時間帯に食事をすると、体は脂肪をより効率的に蓄えるモードに。
さらに、夜は活動量が少なくなるため、摂取したエネルギーを消費しきれず、余った分は脂肪として保存されがち。
遅くなってしまう日は、脂っこいものではなく、消化にいい食材(おかゆ、湯豆腐、スープなど)を軽めに食べるのがベターです。
3. 朝食を抜くと、代謝が落ちる&太りやすくなる🙅♂️
「朝食抜いたら1食分カロリーカットできるじゃん」これは短期的には正解でも、長期的には逆効果。
朝は体内時計(概日リズム)を整えるチャンスでもあり、朝食を摂ることで交感神経が活性化し、代謝が上がることがわかっています。
また、朝食を抜くと次の食事で血糖値が急激に上がりやすく、インスリンがたくさん分泌されてしまいます。
この状態が続くと、インスリン抵抗性が高まり、痩せにくくなる可能性も。
理想は「主食+たんぱく質+野菜」ですが、時間がなければバナナ1本とヨーグルトでもOK。
何か一口でも口にすることが代謝のスイッチになります。
4. 食物繊維不足は血糖値コントロールの敵🙅♂️
野菜をちゃんと食べているつもりでも、実は「量が足りていない」人がほとんど。
1日に必要な野菜量は350g以上と言われており、小鉢で考えると5皿程度。
食物繊維には、糖の吸収をゆるやかにする作用があり、結果として血糖値の急上昇を防ぎ、インスリンの分泌を抑える効果が期待できます。
特に、水溶性食物繊維(わかめ、納豆、オクラなど)は血糖値やコレステロールのコントロールにも効果的。
食べすぎ防止にもなるので、満腹感の持続にもひと役買います。
5. スマホ・テレビを見ながらの「ながら食べ」🙅♂️
「ながら食べ」をすると、脳が“食べた”と認識しにくく、満腹感を得づらいことが研究でも明らかになっています。
これは、「視覚と咀嚼行動が満腹中枢に与える影響」が関係しています。
また、スマホやテレビに気を取られていると、「味わって食べる」ことができず、食事の満足度も下がり、結果的に間食が増えるという悪循環に。
食事中は五感をフル活用し、「今、何を食べているか」に意識を向けることが、マインドフル・イーティングという考え方でも推奨されています。
おわりに:まずは“1つ”だけでも変えてみよう🌿
痩せない原因は、つらい運動不足や食べすぎじゃないかもしれません。
むしろ、日常の「ちょっとした習慣」こそが、大きな差を生むのです。
今日から、ひとつでいいので「これならできそう」と思うことを取り入れてみましょう。
体はきちんと応えてくれます。焦らず、やさしく、自分の体と向き合っていきましょう。
\まずは“ながら食べ”の卒業から!スマホを手放して、食事を味わう時間を楽しんでみてください🍽/

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