それ、危険信号かも…!筋肉が激減した人に現れるヤバい特徴
- 堀川 奨
- 4月19日
- 読了時間: 3分
最近、「なんだか体がだるいな」「階段を上るだけでしんどい」――そんな風に感じること、ありませんか?
それ、もしかしたら“筋肉の衰え”が始まっているサインかもしれません。
筋肉って、一度落ち始めると本当にあっという間。しかも、ただ見た目が変わるだけじゃなくて、姿勢が崩れたり、疲れやすくなったり、ケガのリスクが高まったりと、体全体のコンディションに大きく影響を及ぼすんです。
今回は、「筋肉がかなり落ちてしまった人」によく見られる特徴と、そこからどうやって体を立て直していけばいいのかを、パーソナルトレーナーがわかりやすく解説します。
筋肉が落ちると、体にどんな変化が起きる?
筋肉が減ると、想像以上にいろんな不調が出てきます。たとえばこんなこと、思い当たりませんか?
○ちょっとした段差でつまずきやすくなった
○昔よりも疲れやすい
○なぜか最近、体重が増えやすい
○健康診断で「血糖値が高め」と言われた
実はこれら、筋肉量の低下が関係している可能性が高いんです。
筋肉は、体を支えるだけでなく、代謝を促し、血流を良くし、血糖をコントロールする役割も果たしています。だから、筋肉が落ちると太りやすくなったり、疲労が溜まりやすくなったり、さらには生活習慣病のリスクまで上がってしまうんです。
放っておくと…
○バランス感覚が悪くなって転倒しやすくなる
○骨折や寝たきりのリスクが高まる
○風邪や肺炎などにかかりやすくなる
○血糖値が不安定になる
○手足が冷えやすくなる
○顔色が悪くなる
…と、まさに「老化に拍車がかかる」状態に。
あなたの“筋肉の衰え度”、セルフチェック!
ちょっとした変化が、筋肉のSOSサインかもしれません。
「筋肉が衰え始めている人」の特徴
○つまずきやすくなった
○疲れやすくなった
「筋肉がかなり落ちている人」の特徴
○転びやすくて、すぐ骨折してしまう
○健康診断で血糖値が高め
○風邪や肺炎にかかりやすくなった
○手足が冷えている
○顔色がすぐれない
○汗をかきにくくなった
○ちょっと食べただけで太りやすい
一つでも当てはまるなら、筋肉を取り戻すためのアクションを始めるタイミングかもしれません。
筋肉を減らす「NG生活習慣」、していませんか?
次のような習慣は、筋肉をどんどん減らす原因になります
○朝食を抜くなど、食事を飛ばす
○偏った食生活
○運動ゼロの生活
○一日中座りっぱなし
○睡眠不足
○生活リズムが乱れている
どれも「ついやってしまうこと」ですが、積み重なると体に大きなダメージを与えてしまいます。
落ちた筋肉を取り戻す「3つのリカバリー術」
じゃあ、どうすれば筋肉を取り戻せるのか? おすすめのリカバリーメソッドをご紹介します。
1. タンパク質と適度な糖質をバランスよく摂る
筋肉の材料になるタンパク質、そしてエネルギー源となる糖質。どちらも欠かせません。
「朝ごはんを抜く」「タンパク質だけとる」といった極端な食事は逆効果。3食しっかり、栄養バランスを考えて摂ることが基本です。
2. 筋トレを日常に取り入れる
落ちた筋肉を戻すには、やっぱり筋トレが一番。いきなりハードにやる必要はありません。まずは「スクワット」や「プランク」など、自宅でできるシンプルなものから始めましょう。
3. しっかり眠る
睡眠中には、筋肉を修復・再生するホルモンが分泌されます。理想は7〜8時間の睡眠。夜ふかしをやめて、まずはしっかり寝ることからはじめましょう。
筋肉は、年齢に関係なく「ちゃんと手をかければ戻る」ものです。
「最近ちょっとしんどいな…」と思ったら、それは体からの大事なサイン。今日からできることを少しずつ取り入れて、未来の自分を守っていきませんか?

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