中年太りが命取りに?後悔する前に知っておきたい“減量の力”
- 堀川 奨
- 6月5日
- 読了時間: 2分
ふと鏡を見て、思う。「昔より太ったな…」
30代、40代。仕事も家庭も忙しい。若い頃みたいにダイエットに時間も気力も割けない。
「まぁ、中年太りってみんなそうだし」と、どこかで諦めていませんか?🫣
でももし、その“ちょっとした体重増加”が、将来の命に関わる問題だったとしたら
海外の最新研究が示す「体重の真実」
フィンランドのヘルシンキ大学などの研究チームが、イギリスとフィンランドで行われた大規模な健康調査データをもとに、2万3,000人超の中年男女を35年にもわたって追跡調査しました。
目的は一つ。
中年期の体重変化が、その後の人生とどう関わるか?
調査では、参加者を以下の4グループに分類
✅ 健康体重を維持した人(BMI25未満)
✅ 過体重から健康体重に減量した人(BMI25以上→25未満)
✅ 健康体重から過体重になった人(BMI25未満→25以上)
✅ 過体重を維持した人(BMI25以上)
そして驚くべき結果が出たのです。
減量した人は「病気になる確率が最大57%減」
過体重から健康体重に減量したグループでは、糖尿病、心臓病、がん、呼吸器疾患など、さまざまな慢性病のリスクが48〜57%も低下していました。
さらに、死亡率は19%低下☝️
つまり、「ちょっと痩せた」だけで、将来病気になる確率も、命を落とす確率も、大きく下がったのです。
しかも、平均的な体重減少はたったの6.5%。
たとえば体重70kgの人なら、約4.5kgの減量です。
極端な食事制限やジム通いを続ける必要はない。
ほんの少しの意識と行動が、未来を変える
「また明日から」で失われるもの
減量の効果は、いますぐに現れないかもしれません。
でも、この研究が示したのは、「未来のあなたが報われる」という事実。
「あの時、少しだけでも痩せておけばよかった…」
そんな後悔をしないように、今日からできることを始めてみませんか?
夕食を一口減らす。
階段を選ぶ。
20分だけ散歩する。
その積み重ねが、10年後、20年後の健康なあなたをつくります。
🔍この記事のまとめ
○中年期の体重変化は、病気・死亡リスクと強く関係している
○体重を6〜7%減らすだけで、最大57%の病気リスク減
○死亡リスクも19%低下するというデータあり
○極端な減量は不要。小さな変化が大きな成果に
あなたの未来を変えるのに、完璧なダイエットは必要ありません。
“今よりほんの少し”軽くなるだけで、未来が軽く、明るくなるのです✨

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