寝ても寝ても眠い…それ、ストレスのサインかも!フィットネストレーナー直伝の対処法とは!?
- 堀川 奨
- 3月27日
- 読了時間: 4分
ストレスが体に与える深刻な影響──あなたの心と体は大丈夫ですか?🫣
ストレスが慢性的に続くと、気づかぬうちに私たちの自律神経を乱し、交感神経を過剰に働かせてしまいます。これが引き金となり、脳と体が常に興奮状態に陥り、深い眠りを得ることができなくなります。その結果、日中の強烈な眠気に悩まされることになるのです。
もしあなたが、日中の眠気や疲れが取れない状態に悩んでいるなら、それは単なる「疲れ」ではないかもしれません。過度のストレスは、脳の「大脳新皮質」など、重要な部分の働きまで低下させてしまうのです。脳がうまく機能しないと、体全体のコントロールが難しくなり、思うように動けなくなることもあります☝️
さらに、ストレスは「うつ病」を引き起こす原因にもなります。脳が不調をきたすと、自然な眠りを促すホルモン「メラトニン」が十分に分泌されなくなり、逆に脳を覚醒させる「セロトニン」のバランスが崩れ、心身が正常に働かなくなります。この悪循環に陥ると、眠れない夜が続き、次第に心身が追い込まれていくのです。
ストレスがうつ病に繋がるメカニズムとは?🌿
あなたが感じている不安や焦り、それが日々積み重なっていくことで、脳の働きが次第に鈍くなり、気分が落ち込みやすくなります。これが続くと、心と体のバランスが崩れ、ホルモンの乱れが引き起こされ、最終的に「うつ病」の兆しが現れることがあるのです。
ストレスが限界に達したときのサイン
心のサイン
• 何もかもが面倒に感じる
• 強い不安やイライラが続く
• やる気が出ない、集中できない
• 物事が「楽しい」と感じられない
• 緊張が常に続き、気分が落ち込む
体のサイン
• 肩や首がガチガチに固まる
• 頭痛や腹痛が頻繁に起こる
• 息苦しさや胸の圧迫感
• 食欲の変動(食べ過ぎ・食べない)
• だるさが抜けず、体が動かない
これらのサインを無視すると、さらに症状は悪化します。もしかしたら、あなたの体が「助けて!」と叫んでいるのかもしれません。
眠気に襲われても、どうしても起きなければならないとき
もしも眠気に耐えられず、どうしても動かなくてはならない場合、少しだけ仮眠をとることを考えましょう。また、カフェインを摂取したり、窓を開けて日光を浴びるだけで、心地よく目が覚めることもあります。これで少しでも気分が楽になれば、しばらくは自分を責めないでください。
真面目なあなたが陥りやすい、ストレスの悪循環
「昼間の眠気は怠けだ」と自分を責め、ますますストレスを感じていませんか?仕事や学校に行けない自分を「ダメだ」と思い込んでしまうと、その感情がさらに体調を悪化させます。実は、この思い込みこそが悪循環の始まりです。
心身が疲れきっているときは、思い切って休むことが最も重要です。もし、何日も起きられない、動けないと感じるなら、まずは毎日同じ時間に起きることから始めてみてください。それでも改善しない場合は、専門の医師に相談してみましょう。
ストレス症状を根本的に解決するためには
1. まず、休むことが最優先
体と心を十分に休めることが必要です。これ以上ストレスを感じることから離れて、リラックスする時間を持ちましょう。休息期間が終わったら、少しずつ問題の解決に向けて動き始めましょう。
2. 規則正しい生活を始める
早寝早起きの習慣を作り、日中には適度な運動を心がけましょう。夜の眠りが深くなるためには、昼間にしっかりと体を動かすことが大切です。ただし、寝る前の激しい運動は逆効果ですので、注意しましょう。
もしも、風邪や感染症が原因ではないのに、1週間以上眠気や倦怠感が続く場合は、早めに医療機関を訪れることをお勧めします。脳や自律神経の異常が原因である可能性があります。無理をせず、専門家の意見を求めてみましょう。
あなたの心と体は、あなた自身の手のひらの上にあります。少しの休息と適切な対応で、ストレスを乗り越え、健康を取り戻すことは可能です。自分を大切にし、無理せず一歩ずつ前に進んでいきましょう✨

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