あなたの毎日の食事、大丈夫? 〜加工食品が健康に与える影響と、今すぐ始めたい小さな習慣〜
- 堀川 奨
- 6月3日
- 読了時間: 3分
「栄養、ちゃんと摂ってるつもりなんだけど…」
あなたもこんなふうに思ったことはありませんか?☺️
「ビタミンCも摂ってるし、野菜ジュースも飲んでるし、ちゃんと健康に気を使ってるつもり」
その気持ち、よく分かります!
現代の食生活はとても便利。コンビニやスーパーには栄養強化された加工食品がずらりと並び、手間をかけずに「栄養が摂れる」ように見えます。
でも、ちょっと待ってください。
それ、本当に「健康」を手に入れていると言えるでしょうか?
ビタミンCが入っていればOK?
答えは「NO」です🙅♂️
たとえば、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によれば、成人が1日に摂取すべきビタミンCは100mg程度とされています。
そこで、「ビタミンC強化!」と書かれた清涼飲料やゼリー、スナックを選ぶ人も多いですよね。確かに、数字だけ見れば足りているように思えます。
でもここに、大きな落とし穴があります。
その食品には、砂糖や添加物、保存料、人工甘味料など、体にとって不要なもの、むしろ負担になるものがたっぷり含まれているかもしれません。
加工食品がもたらすリスクとは?🤔
加工食品の摂取が習慣になることで、私たちは知らず知らずのうちに健康リスクを高めています。主なリスクとしては以下の通りです。
○高血圧(塩分過多)
○肥満(過剰な糖質・脂質)
○2型糖尿病
○心疾患
○がんのリスク増加
実際に、欧州で行われた54万人を対象にした大規模調査では、「超加工食品(※)」の摂取量が多い人ほど、早期死亡のリスクが高まるという結果が出ています。
超加工食品とは:工場での加工が多く、原材料よりも“製品”のイメージが強い食品(例:ソーセージ、スナック菓子、冷凍食品など)
とはいえ、全部やめるのは無理…というあなたへ
そうですよね。
私たちの生活は加工食品と切り離せないくらい密接になっています。
「もう全部手作りにしなきゃ!」
「オーガニックしか食べない!」
……そう極端になる必要はありません。
大切なのは、「少しずつ意識すること」です🤝
今日からできる、小さな食習慣のヒント
○朝の菓子パンをおにぎりや豆乳ヨーグルト、果物に
○ソーセージやハムを蒸し鶏や豆腐に
○コンビニ弁当を買うときは、サラダや納豆をプラス
○スナック菓子ではなくナッツや高カカオチョコに○「ホールフード」と検索して、食材の選び方を学ぶ
「ホールフード」ってなに?
ホールフードとは、できるだけ自然な形で食品を摂取する考え方。白米より玄米、精製された小麦より全粒粉、加工された油より亜麻仁油、そんな風に、手を加えすぎない「素材そのもの」を大切にする食習慣です。
最後に:あなたの健康は、あなたの「選択」で守れる
加工食品は便利で美味しく、忙しい現代人の味方でもあります。
でも、その便利さが健康を少しずつむしばんでいるかもしれない、ということに、ほんの少しだけ意識を向けてみてください。
大げさなことは必要ありません。
「今日のお昼はちょっとだけ自然なものを選ぼう」
その選択が、未来のあなたの体を作ります。
💡あなたの食事、ちょっと見直してみませんか?
ホールフードや加工食品の情報は、ネットでも書籍でもたくさん紹介されています。
まずは「ホールフード」「加工食品 健康」などで検索してみてくださいね🌿

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