ダイエット中の夜ご飯は何を食べるべき?
- 堀川 奨
- 11 分前
- 読了時間: 4分
ダイエット中の人からよく聞かれるのが、
「夜ご飯って何を食べたらいいの?」
「遅い時間に食べると太るってほんと?」
という悩み。
実は、夜ご飯の“時間”と“内容”を少し見直すだけで、ダイエット効果がグッと上がったり、睡眠の質が改善したりします。
この記事では、最新の知見を元にやさしく・実用的にまとめました。
今日からできる対策も紹介します!
○なぜ夜に食べると太りやすいのか?
人の体は、昼と夜で働き方が変わります。
夜になると体は「お休みモード」に入り、エネルギーをあまり使わなくなるため、脂肪をため込みやすい時間帯になるんです。
特に注意したいのは、
夜10時〜深夜2時ごろ。
この時間帯は、脂肪を蓄えるホルモンの働きが最も強くなります。
つまり…
遅い夕食 → 脂肪として蓄積されやすい
というわけです。
○夕食は“寝る3時間前まで”がベスト
食事をすると、体は消化のためにフルパワーで働きます。
この活動が睡眠の準備を邪魔してしまうため、
就寝前の食事は眠りの質を下げやすいのがポイント。
深い眠りが減ると、
・翌日の空腹感が強くなる
・ストレスが増えて食べ過ぎる
・代謝が落ちる
という悪循環が起きかねません。
できれば 18時頃までに夕食 を終えるのが理想。
遅くても 寝る3時間前には食べ終える よう意識してみましょう。
○夜ご飯は“軽め×体にやさしい食事”が理想
夜は消化のスピードが落ちるため、食べるものによっては胃腸が夜中も働き続けてしまいます。
特に脂身の多いお肉や揚げ物は、消化に最大8時間かかることも!
胃が動き続けていると眠りが浅く、翌日の疲れにもつながります。
○夜におすすめの食事内容
•野菜たっぷり
•汁物(味噌汁)
•低脂肪のタンパク質(魚・豆腐・卵)
•炭水化物は少量でOK(食べるなら玄米や雑穀など)
○具体的なレシピ例
・豆腐・ケール・ナッツ・ゆで卵の“パワーサラダ”
・玉ねぎ・きのこ・トマトの具だくさん味噌汁
・少量の玄米+野菜サラダ+きのこのグリル
「軽いのに満足感のある食事」を心がけると、夜の過食が自然と減ります。
○夜のタンパク質は“適量”で十分
タンパク質は大切ですが、夜遅くに多く摂ると
・消化に負担
・胃もたれ
・睡眠の質の低下
につながることがあります。
昼間は体を動かすのでタンパク質の需要がありますが、夜はそこまで必要としません。
魚や豆腐など“軽いタンパク源”が夜向けです。
○お酒は太りやすいって本当?
残念ながら 本当です。
お酒を飲むと、肝臓がアルコール分解を最優先するため、
脂肪を燃やす作業がストップします。
さらに、
・食欲が増える
・眠りが浅くなる
・翌日にだるさが残る
といった影響もあり、ダイエット的にはマイナス。
とはいえ、完全にゼロにするのが難しい人も多いですよね。
その場合は、以下のような“ルール作り”がおすすめです。
【お酒ルールの例】
•2週間に1回だけ
•付き合いの時だけ
•飲む前に大根や白滝で小腹を満たす
•翌日30分の運動をする
無理のない範囲で楽しむのがポイントです。
○夜ご飯を抜くと体調が整いやすくなる?
最近は、夕食を軽くしたり抜いたりする生活が、
・睡眠の質アップ
・内臓脂肪の減少
・食欲が落ち着く
・朝の目覚めが良くなる
といったメリットを生むことがわかってきています。
ただし、
・低体重
・持病がある
・体力が落ちやすい
といった人は、無理をせず注意が必要です。
「できる範囲から試す」というスタンスでOKです。
○コンビニ食はどう選べばいい?
コンビニ食は便利ですが、
・塩分が多い
・油が多い
・添加物が多くなりがち
という特徴があります。
とはいえ、商品を選べば 十分ヘルシーに利用できます。
○選ぶコツ
実は、
透明パックの食品は添加物が多い傾向があります。
光や空気に弱いので、品質を保つために使わざるを得ないからです。
逆に、
・レトルトパウチ
・紙パック
・アルミ袋
・缶詰
は光や空気を通しにくいため、添加物が少ない商品も多いです。
○コンビニで選びやすい“夜向けメニュー”
•おでん
•焼き芋
•バナナ
•豆のお惣菜
•ナッツ少量
•こんにゃく麺
•サラダ(ドレッシング少なめ)
「完全に避ける」よりも「上手に選ぶ」が現実的です。
○まとめ:夜ご飯を少し見直すだけで、体は変わる
•夜は太りやすく寝つきにくい時間
•食事はできれば18時、遅くても寝る3時間前まで
•夜は“軽め・野菜メイン・魚や豆腐”が基本
•お酒は太りやすいのでルールを決めて楽しむ
•夜を抜く生活はメリット大(できる人向け)
•コンビニは“透明パックよりレトルト系”が安全
夜ご飯の時間と内容を整えるだけで、
「朝スッキリ起きられる」「体が軽い」「食欲が落ち着く」といった変化が出る人は多いです。
できるところから、ゆるく取り入れてみてくださいね。





コメント