年末年始、できれば太りたくない人へ 楽しみながら体重増加を防ぐ5つの栄養ポイント
- 堀川 奨
- 9 分前
- 読了時間: 3分
年末年始って、どうしても食べる機会が増えますよね。
忘年会に新年会、おせち料理、親戚の集まり…。
「年明けに体重計に乗るのがちょっと怖い」なんて人も多いはず。
とはいえ、せっかくのイベントを我慢ばかりするのも違います。
大事なのは、食べないことではなく、何を選ぶか。
今回は、年末年始でも太りにくい体をキープするために
知っておくと役立つ「5つの栄養素」と、
日常で取り入れやすい食材やコツをまとめました。
①まずはタンパク質を意識しよう
年末年始に一番意識してほしいのがタンパク質です。
タンパク質は筋肉を守ってくれる栄養素。
筋肉が減ると基礎代謝も落ちて、同じ量を食べても太りやすくなってしまいます。
それだけでなく、タンパク質は
「食べたあとにエネルギーをたくさん使ってくれる」
という嬉しい特徴もあります。
こんな食材がおすすめ
○鶏むね肉・ささみ
○魚(鮭、サバ、マグロなど)
○卵
○豆腐・納豆
○ヨーグルト
ちょっとしたコツ
○食事の最初に肉や魚から食べる
○お菓子の代わりにヨーグルトやゆで卵
○おせちなら伊達巻より黒豆や数の子
「まずタンパク質」
これだけでも食べ過ぎ防止につながります。
②腸を整えると、食欲も落ち着く
年末年始は食生活が乱れやすく、腸も疲れがち。
実は腸内環境が乱れると、
「そんなにお腹空いてないのに食べたい…」が起こりやすくなります。
そこで意識したいのがシンバイオティクス。
簡単に言うと、
「善玉菌+そのエサになる食物繊維」を一緒に摂ることです。
善玉菌がとれる食材
○ヨーグルト
○納豆
○味噌
○キムチ
食物繊維がとれる食材
○バナナ
○ごぼう
○海藻
○さつまいも
○オートミール
取り入れ方の例
○朝にヨーグルト+バナナ
○味噌汁にわかめやきのこ
○食べ過ぎた翌日は発酵食品多め
腸が整うと、自然と食欲も落ち着いてきます。
③ビタミンB群は「燃やすため」に必要
年末年始はごはんやお酒が増えがちですよね。
そんな時に消耗しやすいのがビタミンB群です。
ビタミンB群は、
食べたものをエネルギーに変えるときに必要な栄養素。
せっかく動いても、
ビタミンB群が足りないと脂肪をうまく使えません。
多く含まれる食材
○卵
○納豆
○玄米・雑穀米
○ナッツ類
覚えておきたいポイント
○お酒を飲む人ほど意識して摂る
「燃やすための栄養」と覚えておくと分かりやすいです。
④冬こそビタミンDを忘れずに
ビタミンDは、体脂肪や代謝と関係の深い栄養素。
でも冬は日光を浴びる時間が減るので、不足しやすいんです。
多く含まれる食材
○鮭
○サンマ
○イワシ
○卵黄
○きのこ(干ししいたけがおすすめ)
コツ
○魚料理や鍋を活用
○きのこは干すと栄養アップ
○脂質と一緒に食べると吸収UP
「冬は足りにくい」と覚えておくだけでOKです。
⑤L-カルニチンは脂肪を使うサポーター
L-カルニチンは、
脂肪をエネルギーとして使うためのお手伝いをしてくれる成分。
体の中でも作られますが、
栄養が偏ると十分に作れなくなります。
多く含まれる食材
○赤貝
○サンマ
○アサリ
○カツオ
ポイント
○魚介類+野菜をセットで
○栄養が乱れがちな時期は無理せず補助もあり
まとめ|年末年始は「がんばらない工夫」でOK
年末年始に太るかどうかは、
「食べたかどうか」より「どう選んだか」。
意識したいのはこの5つだけです。
○タンパク質
○腸を整える食品
○ビタミンB群
○ビタミンD
○L-カルニチン
完璧を目指す必要はありません。
できるところから少しずつでOK。
楽しい時間はしっかり楽しんで、
体にはちょっとだけ気遣いを。
そんな年末年始を過ごしていきましょう。





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